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佐藤琢磨 インタビュー

2004年3月4日、F1グランプリでメルボルンを訪れた佐藤琢磨選手にインタビューしました。

佐藤琢磨(編集部)メルボルンは今回で何度目の訪問ですか?
(佐藤)グランプリではこれで3度目、あと小さいときに家族旅行で1度来たことがあります。

(編集部)オーストラリアの他の都市には行かれたことがありますか?
(佐藤)シドニーとケアンズに少し立ち寄ったことはありますが、残念ながらゆっくり観光という時間はないんです。ここは、ヨーロッパとの時差が大きいんで、1週間前には入って、調整のためのトレーニングとコンディショニングに集中するという感じです。

(編集部)現在イギリスにお住まいですよね。Ozらいふスタイルの読者の方は、海外生活に憧れていらっしゃる方が多いのですが、イギリスでの生活というのはいかがでしょう?
(佐藤)僕の場合は目標がF1だったんで、他に選択肢がなかったんです。F1っていうのは53年前にイギリスで始まって、今でも6割のチームがイギリスに在籍しているように、イギリスはモータースポーツの中心地なんです。F1をやるには、とにかくイギリスに飛び込んで、イギリスのモータースポーツを体で知らないと、と思いました。初めは、イギリス人の家庭にホームステイして、語学学校に通って、週末だけレースに出るという生活でした。

(編集部)じゃ、語学留学みたいなものだったんですね。それで、今は、英語は不自由なく使われているのでしょうか?
(佐藤)そうですね。というより、F1に上がるということは、英語が不自由なくできないとダメだということがわかっていたんで、本格的に勉強しました。

(編集部)佐藤選手といえば、ユニークな経歴で有名ですよね。18歳まで自転車競技で数々の賞を受賞、そして、19歳のときに、モータースポーツの世界に転身。小さいときからレーシングカートの英才教育を受けたドライバーが多いこの世界で、19歳からスタートして、ここまで登りつめたというのは、人一倍の努力をされたのだろうと思いますが。
(佐藤)小さい時から車が好きだったんですけど、ゴーカートをやったりという環境が周りになくて、自分の身近には、自転車しかタイヤのあるものがなかったんです。それで、自転車に乗りながら常に車をイメージしていたんです。だから、自転車から車に転身したというよりも、車を目指して、その手段として自転車に乗っていたという感じだったんです。

(編集部)様々な分野で世界的に活躍されている方いうのは、才能ももちろんですが、それ以上に「どうしてもこれを成し遂げたい」という強い意思を持っていらっしゃると思います。佐藤選手にとって、夢の実現に向けての原動力となっているものは、何なのでしょう?
(佐藤)僕の場合は、やっぱり楽しいからだと思いますね。好きだし、やっていてすごく楽しい。もちろん、ひとつひとつの過程の中では、うまくいかないこともあるし、苦しい時もあるけれども、苦しい時っていうのは、逆に自分自身を見つめられるし、それを乗り越えられるからこそ意義があると思っています。

(編集部)さて、今回のレースの目標は?
(佐藤)僕にとって2シーズン目のグランプリが始まろうとしています。去年は辛い時期でしたが、その分、いろんなことを勉強しました。今年は、チームの雰囲気もすごくいいし、自分自身リラックスしているし、おととしの経験と去年のテストドライバーとしての経験を生かして、1戦でも早く表彰台に上がれるようなレースをしたいですね。

(編集部)このアルバートパークのサーキットにはどういう印象を持っておられますか?
(佐藤)ほかはレース専用サーキットが多いんですが、ここは、きれいな公園の中、しかも半分公道という、とてもユニークなサーキットだと思います。開幕戦にふさわしいサーキットですね。

(編集部)佐藤選手はいろんな雑誌に連載記事を掲載されたり、ご自身のウェブサイトでダイアリーを書かれたりと、ファンとの交流を大切にされているという印象をお受けしますね。
(佐藤)応援してくれるのはすごくうれしいことだし、ひとりでも多くの人にF1を知って欲しいと思っています。ファンと一緒に喜びを共有できたらいいなといつも思っているんです。

(編集部)佐藤選手が、いつも周りの人への感謝の気持ちを表していらっしゃる謙虚な態度には、とても感心します。
(佐藤)自分ができることは精一杯するけれど、自分ひとりでできないこともたくさんありますからね。だから、協力し合ってものを作ったり、生み出してくいくには、人とのつながりがすごく大切だと思うんです。ファンに対しても同じです。ファンからもエネルギーをもらったりあげたりできるんですから。

優しい表情で爽やかに話される佐藤選手。その人柄がきっと人気の秘密なのだと思います。
2004年開幕戦は9位という結果に終わりましたが、シーズンは始まったばかり。これからも、トップを目指して頑張ってください。

佐藤琢磨選手の写真はここから見られます。

 
 
 

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